Y特別支援学校の実習報告会に参加させて頂きました。
Y特別支援学校の実習報告会に参加させて頂きました。
「産業現場等における現場実習」の取り組みを行っているY特別支援学校の実習報告会がありました。皆さんが自己の課題に向き合われ実りある職場(又は施設等)の実習に取り組まれている様子が、VTRやパネル等で報告されていました。
新しい環境や人に慣れるだけでも大変な事ですが、その中でご家族や地域の方、学校職員さん等に支えられ最後までやり遂げられている様子に心打たれました。
報告会に参加された市の障害福祉担当者様も言われていましたが、障がいのある方は18歳になると、障害福祉サービスの受給内容や年金、手当等制度も大きく変わります。高等部御卒業が近づけば「入所」「通所」「在宅」…将来のための選択をしなければなりません。
施設はたくさんの選択肢の中の一つですが、かけがえのないお子様の将来を考えられるときに、お子様が生きがいを見出し、生き生きと日々の生活が送れることを大切にして頂きたいと願います。
その方の人格や個性が尊重され生かされる環境を保護者様によくよく見て頂きたいと思います。
お子様が誕生され、障がいを受け容れる過程において大変なご苦労やご心配、悩みなどがあったことでしょう。振風苑はその想いを受けとめる社会福祉施設、又地域における社会資源の一つになりたいと願っています。
人一人と向き合うことに大きな責任が伴うことを肝に銘じ、魔法のような美辞麗句ではなく、見えないところに真摯に向き合うことこそが私どもに必要な事ではないかと考えます。