元気で明るい愉快な仲間たちが、日々の活動を展開しています。笑いあり・珍騒動あり・パワーあふれる振風苑です。 是非一度遊びに来てください。 見学随時OKです。

障害者支援施設 振風苑

言葉

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新し友達が3月から登苑されるようになって、もうすぐ3週間になろうとしています。
 はじめは興奮ぎみだったSさん、食事をなかなか食べようとしなかったUさんに変化が見え始めました。慣れない環境での緊張もほぐれたのか、自然な表情で落ち着きが見られたり、食事もしっかり食べられるようになりました。環境の影響の大きさを改めて感じています。
 
 振風苑で3年前から取り組んでいることは、利用者様に対する言葉です。かって振風苑でも「○○ちゃん」は当たり前でした。しかし利用者様の人権擁護推進の立場から、又振風苑スタッフが支援者として利用者様を自己の癒しの対象としたり馴れ合い関係となることを防ぐためにも「○○さん」と呼ぶことにしました。日常の会話の中でも「○○をして下さい。」「△△しましょうね。」という声かけを行うようにしています。
 言葉の力…ねじめ正一さんではありませんが言葉を通じて発する人の思いも伝わるので、振風苑では皆様に物事を伝えるときは必ず動作と言語がセットで伝えるようにしています。さらに表情、ゼスチャ―、声のトーンや声質等も考慮して必要なことが伝わるように工夫しています。
 どんなに丁寧な言葉でも相手に対する気遣いや愛情がなければ慇懃無礼に聞こえます。荒削りの言葉でもやさしさや慈愛に満ちた心が伝わることがあります。言葉で何かを伝えることの難しさを日々感じていますが、伝えたい思い(意思)があれば、その思いは言葉と一緒に心に届くような気がします。もちろんアイコンタクトや手のぬくもりなど心の声で伝わる言葉も大切です。
 

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