Tさんの点滴
Tさんの点滴
Tさんの咳くしゃみが続いていましたが、今日は下痢症状のため通院しました。脱水症状が見られるため、点滴をするように言われました。これまで注射が苦手でインフルエンザの予防接種も男性スタッフ同伴で病院スタッフと連携して何とか注射を行っていたTさんです。Tさんの他にも注射や服薬の飲用が苦手な方が多いのですが、これから先のことを考えると、慣れて頂く(注射を受け容れて頂く)より他ありません。
引率した看護師は心配したそうですが、あに図らんや点滴を受け容れて最後まで大人しくしてくれたそうです。ママさんも「ほ~!」びっくり嬉しいようでした。点滴で速やかに対応できたため脱水症状も緩和され、下痢もおさまりました。これから病院受診しても注射、点滴の医療行為を受け容れることが可能になれば、疾病が早く回復することが期待できます。
少し前にはYさんもひどいアレルギー症状の鼻詰まりでとても苦しそうでしたが鼻洗浄を受けることが出来ました。ご家族様の話ではこれまで未経験だったそうですが、私たちの心配がいらなかったね。!(^^)!と思う嬉しいことが続いています。
出来ないことだけを見ると、利用者様も辛い気持ちになると思います。
様々な経験を通じて出来ることをたくさん見つけて、認められたり、褒められたりして成功体験を重ねると、これまで困難だったことを乗り越えるエネルギーが生れるようです。私たちスタッフはそのことを「成長」と捉えています。