安堵
安堵
利用者様の朝の迎えから振風苑に帰り着いた直後、北九州市方面の送迎車両が接触事故を起こしたと連絡を受けました。心臓が早鐘のようにドキドキするのが分かりました。
一足先に送迎先から帰苑していた管理者から連絡を受けました。とりあえず送迎時刻が遅れるご家庭に連絡を済ませているとの話でしたが、肝心の事故状況が分からず同乗されている利用者様と接触された相手の方をそれはそれは心配しました。
通学を急いでいた自転車とゆっくり左折していた振風苑車両が接触したことが分かりました。自転車のタイヤガードの一部に少し擦り傷が入ったようですが、運転されていた生徒さんに怪我等なく振風苑車両に同乗されていた利用者様、スタッフ、車両にも何も損傷がなかったことが分かりました。
しかし動いている車両と自転車が接触していますから、生徒さんのご家族様、学校、警察に連絡をして事情聴取等を受けました。その後生徒さんを学校に送り届け、担任教師にも報告をして生徒さんが無事に授業を受けられることを確認して送迎車両は振風苑に帰苑しました。その間他の送迎車両が利用者様の迎えに当たりました。
送迎途中の事故・トラブルは最も心配します。これまで幸い大きな事故等なく送迎を行うことが出来ました。日頃から送迎車両の運転には安全のための注意を払い、車両整備やメンテナンスにも細心の注意を払っています。それでも100%事故防止には繫がりません。
でも心の余裕を持つことの大切さをどなたも経験されています。
時間に余裕がないことが心の余裕までなくします。そして「慌てる」「見落とし」「~したつもり」などの落とし穴が生じます。心に余裕があれば「冷静な判断」「安全への最大の配慮」「慎重な対応」などが可能となります。今日は生徒さんも学校に遅刻するかも知れないという状況から焦っていたようです。振風苑車両も左折する際の確認が不十分でした。両者に生じた落とし穴が接触事故に繋がりました。
誰も傷つかなかった事が何よりでした。今日のことは今後に生かすより他ありません。ご迷惑やご心配をおかけした利用者様、ご家族様、生徒さんとそのご家族様、本当に申し訳ありませんでした。