いろいろ
いろいろ
春と秋は一年中で最もしのぎやすい季節ですが、その変わり目は心身のバランスを取ることが難しい時期です。
夏バテは猛暑が過ぎたあたりから起こり始めます。今日は主任さんが発熱されて早退しました。気丈な方でウォーキングの引率まで率先してされました。その後の体温を聞いてびっくりしました。病院を受診して快復されるまでしっかり養生して頂きたいと願います。
入院治療のため一月ほどお休みされたFさんも身体慣らしという事も含めて短時間勤務の仕事から復帰されました。心身のリハビリの意味で復帰を応援していますが、くれぐれも無理をせず必要な時は「イエローカード」「レッドカード」とサインを出して頂くようお願いしています。
利用者様は皆さん健康で猛暑の間ウォーキングをお休みされたTさんもごく近距離からウォーキングに取り組めるようになりました。運動会では雑巾がけリレーで素晴らしいトンチを利かせて皆さんをあっと驚かせたTさんです。今日はチャレンジする気持ちになれたのでたくさん褒められました。
そして今日、最も安堵したことは。振風苑若手ホープのYさんが、突然の大発作で椅子ごと後部に転倒したIさんを自らの身体で寸前のところでキャッチしてくれました。発作の瞬間足が床を強くつっぱねたため勢いがついて、もしもコンマ数秒遅れて対応していたらIさんは後頭部を打撲していたと思われます。その後Iさんは安静にされて怪我や打撲を負うことなく無事に帰宅されました。このことからより安全に過ごして頂くための対策を講じていますが、何より連続して登苑されることの必要性を感じています。例えば、月に数回の登園では登苑前後のご家庭での様子や服薬等の影響などが把握できかねます。日々の積み重ねがあるとその事から私たちは必要な支援を予測することが可能になります。この予測は日々の観察に裏付けられたもので、事故や怪我防止に不可欠というくらい大切なことです。1年…3年…5年…とコツコツ課題に向き合い成長されている皆様は人間の可能性に限りがないことを日々の実践の中から私たちに教えて下さいます。