Ｋさんとウォーキング
2017.05.27
カテゴリ：ブログ
Ｋさんとウォーキング
Ｋさんのママさんからお聞きした事です。
振風苑で毎日Ａコースのウォーキングに参加されているＫさんはそのスピードも速くていつも颯爽とウォークしています。
日曜日にヘルパーさんと近くのお店に出かける事があるそうです。行きの下り坂はまだ良いけれど、ご自宅に戻る上り坂になると、Ｋさんが普通にご帰宅された後、ヘルパーさんは遅れてお戻りになるそうです。中高年という年齢をお聞きすると他人事とは思えず、ご帰宅された時の様子をつい想像してしまいます。いつもと変わらない表情のＫさんとヘルパーさんの対比がユーモラスで、何だか楽しい気持ちになりました。
ご家族でお出かけになった時も、ゆっくり景色を楽しみたいところ、颯爽と足早に歩くＫさんの後を、ご家族様は小走りで後を追うそうです。!(^^)!
以前振風苑のＡコースのウォーキングはウォークでなくてランニングだと言われた方がおられました。散歩あるいはのんびり歩くのと少し負荷をかけて速歩で歩くのでは全身の健康はもちろん生命の維持に深く関わる心臓や脳の働きに与える影響が大きく違うという研究結果が出されているそうです。それは、心臓や脳の働きと足の動きが直結しているからだそうです。（「立命館大学スポーツ健康科学部教授 田畑泉先生監修「健康の要は”歩く力”」より）
振風苑では、一日のうちの午前又は午後のどちらかでほぼ毎日このウォーキングを実施しています。利用者様の健康状態、身体状況、当日の天候、気温等によって細心の注意を払いながら実施しています。
糖尿病や心臓疾患が改善された方、長きに渡る服薬が必要なくなった方、情緒が安定された方、風邪などの感染症に罹りにくくなった方などなど数えきれないくらいの嬉しい成果をあげています。
