第18回自閉症研修会
2017.06.28
カテゴリ：ブログ
第18回自閉症研修会
先日、6/25日曜日北九州市で開催された自閉症の研修会に職員と一緒に出席しました。
講師は坂井聡先生です。香川大学の教授をされながら、たくさんの執筆活動、さらに講演やＩＣＴ機器等を使って自閉症の方や障がいのある方の社会参加の機会を育む活動に取り組まれています。
温かいお人柄で約3時間の研修会は時間を感じさせません。
利用者様のメッセージや思いに気づかない、あなた（私）が障害になっていませんか？という鋭いご指摘にはドキリとします。日常の支援が自己満足の押しつけになっていないか。又障がいのある方が「生まれてきて良かった。」と思って頂けるような社会を築くために、小さな事から諦めずに取り組むことの大切さに気づかせて頂きました。
ひばり語を使った疑似体験などは思わず笑ってしまう中に、相手の立場に立つことの気付きが含まれています。今年は伝家の宝刀「お口にチャック」は飛び出しませんでしたが、ＡＤＨＤ（注意欠陥多動性障害と訳され注意力の障がいと多動性・衝動性の特徴があります。）名称を坂井先生は「あれこれあっても大丈夫・はらはらしても大丈夫」（あれこれのあ＝Ａ 大丈夫＝Ｄ はらはら＝Ｈ 大丈夫＝Ｄ）ＡＤＨＤと訳されました。思わず大笑いしました。素的な言葉にさえ思えてきました。私も不安や自信がない時、心の中で呟きます。「大丈夫」「必ず何とかなります。」
