風船バレーボール
風船バレーボール
大きな風船が、ふわりふわりと漂いながら利用者の心を繋げます。
チーム全員参加できて誰もが主役になれるのが風船バレーです。
以前は地域交流事業に参加していました。地域にある他施設さんやグループホームの方などと試合を通じて交流がはかれていました。
今も振風苑では時々風船バレーを行っています。
一つの風船を次々に友達に繋げて行きます。歓声が何度も沸き起ります。
ことさらでなくても誰もがコミュニケーションの楽しさを味わえます。
心がいつしかほぐれてくると笑顔が生れます。この春新しくなかまになった友達もすっかり自分の居場所を見出したようです。
発作などのために中々登苑できないIさんの連絡帳に、ご家族さまからのコメントが記載されていました。登苑した日は家に帰宅してからも笑顔が見られ、動きもよく楽しそうにしているそうです。今日もIさんは終始ニコニコしながらオープンテラスを散歩したり、友だちの様子を見ては楽しそうな表情を見せてくれました。ゆかいななかまたちもIさんの近くを通るとき頭をなでたり、話しかけるなどしてちょこっと関わってくれます。その時のIさんの表情は目をしっかり開いて満面の笑顔になります。
振風苑の皆さんは、心をほぐして優しい気持ちにするコミュニケーションの達人揃いです。