砂糖は甘くて塩はしょっぱい
2018.09.20
カテゴリ:ブログ
砂糖は甘くて塩はしょっぱい
砂糖は甘い。塩はしょっぱい。口に含んだ時に感じるのは自分です。
だから、私が感じることで理解したつもりになる。私が感じたことが当たり前だと思う。
でも甘いと感じさせてくれたのは…しょっぱいと感じさせてくれたのは…
砂糖や塩の働きです。
生きているのは私だけど、生かして下さる力が働いて、私の命がある。
この「働き」のことを宗教の世界では様々な呼び名をもって唱えられています。
浄土真宗ではお念仏を申すと言います。阿弥陀様の働きがあってこその命の世界…知っているようで実は私が何も知らないことを知る世界でもあります。福祉の世界では「自己覚知」、哲学の世界では「無知の知」、生涯をかけて学ぶ世界です。