愛
愛
Kさんから「みんなで食べて下さいね~♪」とたくさんの混ぜ寿司を頂きました。おかわりしても余るほどのたっぷりした寿司ご飯でした。甘さと酸味のバランスが絶妙でご飯一粒一粒が昆布などの出汁を吸って、本当に美味しいお寿司でした。100食ぶんくらいのお寿司ご飯を作るために深夜から起きて準備をされたのではないかと思います。
Kさんは、大変可愛がってらした姪になるMさんとの思い出を大切にされています。Mさんが病のために登園できなくなって四年になります。Mさんのことを思わない日はありません。KさんはMさんを偲びながら時々美味しいご飯を作って下さいます。御負担を考えると申し訳なくて、「無理をなさらないで下さいね。」と申し上げるのですが、「私が元気な間は、振風苑の皆さんと繋がっていたいの」と笑顔でおっしゃいます。お寿司ご飯はKさんのゆかいななかまたちへの変わらぬ愛です。
明日はイオン直方にクリスマスツリーの見学に行きます。巨大ツリーは美しく飾られて、各店舗のショウウィンドウの飾りを見ているだけでも年末ならではの華やかさと賑わいを感じます。
振風苑の管理者は浄土真宗の僧侶ですが、クリスマスツリーが大好きです。朝一番に振風苑のセキリュティーを解除した後はクリスマスツリーのライトの電源をオンにして、朝の迎えに出発するのが日課です。
ゆかいななかまたちは、楽しいことが大好き!年末の国民的行事となったクリスマスも皆さんの楽しみの一つです。
もちつき大会の準備を進めています。
今年は約90㎏のお餅をつきます。巷では毎年お餅が喉に詰まって…という事故が起きています。振風苑では毎年最善の注意を払って皆様のサポートをしています。利用者様が食べるお餅は小さくカットします。できるだけ水分(お茶や善ざい、大根おろしなど)と一緒に食べて頂きます。一度にたくさん口に入れてしまわないようにスタッフが見守りをして必要なサポートを行っています。楽しい行事になる事を願って事故防止に努めます。
天気予報では餅つき大会の日はあいにくの雨模様のようです。ただ気温は比較的高いので寒さは緩みそうです。みんなの熱気と活気で雨天のことも忘れて餅つきを楽しみたいものです。