反応ではなく対応を
2019.05.14
カテゴリ:ブログ
反応ではなく対応を
昨日、嘱託医を訪問しました。医師は、精神や心の病などで支援を必要とされる方に適切な助言と具体的な支援のポイントなどを分りやすく説明して下さいます。
福祉の支援も医療の治療も大前提にあるのは、相手に対する「愛情」(思いやり)であり、全てのアクションは「愛情」の土台の上に展開されること。
さらに、利用者様の課題と思われる言動に対して、援助者が悲観的な言葉や態度で「反応」することが、利用者様の心を大きく傷つけている事を繰り返し話されました。大切なことは愛情をもって冷静に行う「対応」であること。適切な「対応」を行うためには、よくよく相手を観察することの必要性など、直接処遇の場面で重要なことを丁寧に話して下さいました。
言葉で言うほど簡単なことではありませんが、先生の言葉の一つ一つを反芻しながら、利用者様の心の声を聴き取れるようになりたいと願います。