お参り
お参り
毎月16日は親鸞様の命日にちなんでお参りをしています。
昨日が日曜日だったので、今月のお参りは今日行いました。
阿弥陀様の前に座って「なもあみだぶつ」と合掌して唱えます。
~阿弥陀様の働きで、尊い仏縁のご縁に出会う。仏前に座っているのは私だけれど、そこに至るまでには奇跡とも呼べるさまざまな働きがある~
これは、浄土真宗の教えの中で言われている事です。
最近の事ですが、気づかなかったではすまない私どもの過ちを知らされました。「初心」という言葉を知っていても、時間の経過の中でいつしか必要な緊張や確認が薄れることがあります。又、日々起きているさまざまな出来ごとの中で、「信頼」という大切な宝が両手の指からこぼれ落ちる事があります。「気づき」というアンテナの張り方に甘さがあったと、後に気づいても「信頼」の修復には何倍もの時間とエネルギーが必要になります。
阿弥陀様の前に座り、無力で非力な私をさらけ出せた時、そのまま受け止めて下さる親様の存在を知りました。何故か涙が頬を伝います。悩みの中に正しい道を阿弥陀様は示して下さる。人々の幸福のために働くことの大切さとそのための道しるべを。
受け止めて下さる大きな光の中に私の命は包まれている。私は一歩踏み出す勇気を与えられました。