一休禅師最後のことば
2020.03.18
カテゴリ:ブログ
一休禅師最後のことば
私ごとで恐縮ですが、心配や不安に心が捉われるときに、自分に言い聞かせる言葉があります。「心配するな、大丈夫、なんとかなる」です。
これは一休禅師が八十七歳でお亡くなりになる直前に、弟子たちに「この先にどうしても困ったことがあればこの手紙を開けなさい」と言って渡された手紙に書かれていた言葉だそうです。
人間、悩みや不安があると次々に妄想の世界が膨らんで心が閉塞してしまう事があります。そんな時に一筋の光明のような言葉に出会うと、頑なな心がほぐれて、さらには勇気と気力まで沸いてくる事があります。
何も努力をせず何とかなるさとは大きく違いますが、努力して手を尽くしてもどうにもならないものはならない。でも、大抵のことは何とかなる。
そんな風に考えると、思い詰めた心が少し軽くなるような気がします。軽くなった分、余裕が生まれればチャレンジするファイトが沸いてきます。
心配ごとの終わりが見えない昨今だからこそ光明を放つ言葉です。