文化祭の出展を通じて
文化祭の出展を通じて
まず昨日は所用のためブログ更新至らず申し訳ありませんでした。楽しみにこのコーナーをご覧になられている方にお詫び申し上げます。
今日は朝から雨模様だったのが残念でしたが文化祭会場は大勢の方で賑わっていました。振風苑のゆかいななかまたちは、午前中に会場内を見学をしました。(その時の様子は写真でご覧になれます。)
通常創作された作品は館内に掲示されますが、展示させて頂くためには、作品を生かせるようにレイアウトが必要になります。細部に至るまで気を抜かず、手作りの花やリボン・色とりどりのテープで飾りつけをします。
その小さなリボン一つでも利用者様が工夫を凝らして飾りつけを行っている姿があります。見かけは綺麗でもなく人の目を引くこともないかも知れません。でもスタッフはそんな利用者様のひたむきな姿やいじらしい姿を知っています。大げさなことではありませんが日常のこんな小さなことにも人のやさしさや温もりが生まれます。
どの出品作品も渾身の力作揃いですが、その作品に込められた想いを感じるとき、たとえそれが端っこの小さな目立たない花であっても、大きなメッセージを持つのだと思います。ただそのメッセージは物言わぬメッセージです。見る側も「視る」あるいは「観る」目を磨かなければ見落としてしまうこともあります。人の心の痛みを感じることや相手の気持ちになって物事を感じることと深い繋がりがあると思います。