時間
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このホームページは、利用者様の様子をご家族様に伝えたい思いから始まりました。
御帰宅されて今日の出来事を言葉で伝えられない利用者様にかわり、写真を通じて活動の様子をお伝えする事で、ご家族様が安心されることを願って始めたのがこのHPでした。
皆さまが楽しみにしている行事だけでなく、日常の何気ない様子も知って頂きたく、たくさんの写真を掲載する事になりました。
GHが出来てからは、一日が24時間ではなかなかHP更新まで届かず、さらにコロナ禍にあっては、利用者様の健康維持に向けた取り組みや感染防止対策に時間と労力を大きく費やすことになり、ますますHPの更新期間が長くなってしまいました。
一度始めたことを中断したり、人様をお待たせすることに何とも心苦しい罪悪感を感じてしまいます。罪悪感を引きずりながらも手付かずの時間が過ぎれば過ぎるほど、申し訳ない気持ちは雪だるま式に増えて一歩を踏む出すためにはかなりのエネルギーが必要になります。
物事をため込まず、やってきた課題は速やかに着手され多忙な中にも余裕すら持たれている方を存じています。いつか私もその方のようになりたいと願いながら負のサイクルを断ち切ることが出来ずにいます。
老若男女問わず誰にもでも平等に与えられている「時間」ですが、60年の歳月もあっという間でしたから、これから先の時間はさらに短いことでしょう。
皆さまと関わらせて頂く幸福に感謝して、これからの時間を刻みたいと思います。
振風苑の日常は、スタッフの誰もが利用者様と直接関わっています。
排泄の支援は必ず同性介護ですが、レクレーション、食事、学習、作業、運動訓練などはチームとして支援を行っています。活動の全ての場面で同性介護を行うことを優先すると、支援に大きな支障が生じますので、御家族様の了解を頂いた上で、男女混合チームで振風苑の活動を展開しています。