Iさんとおじいちゃん
2015.06.15
カテゴリ:ブログ
Iさんとおじいちゃん
Iさんの連絡帳にIさんと御祖父様のことが書かれていました。
Iさんを生まれた時からたっぷりかわいがっておられた御祖父様が病に倒れ現在ご家族様の看病を受けてらっしゃることをお聞きしていました。
Iさんは振風苑から帰宅すると靴下を自分で脱いで、脱衣籠に入れるとすぐに御祖父様の傍に言って、ほっぺにチューしたり手を握るなどして御祖父様の傍から離れないそうです。
ママさんのコメントに「(娘は)小さいころからたくさん(家族や多くの方に)守ってもらった子なのでいつしか娘の中に大切な人を守る心が芽生えたのかも知れません。」と書かれていました。
※()の中はママさんの気持ちを想像して私が推測して書かせて頂きました。
Iさんは出生から今日まで何度も大きな手術を受けて来られたりその成長の過程で大変な思いをご家族様とともにされています。靴下の脱ぎ履き一つとっても今日のように自分で行えるようになるまで何千回と練習を重ねてきたことでしょう。そんなIさんが御祖父様の病を受け止め、自ら傍に寄り添っている姿に私たちは心打たれます。