服薬の難しさ
服薬の難しさ
食事は無理強いすることは出来ませんので、お腹が空くのを待つことが出来ます。
でも病院から処方された薬、中でも発作の抑制や健康を維持する上でなくてはならない薬は医師の指示どおりに服用させて頂かなければなりません。
利用者様がそのことをしっかり受入れて食後の服薬がスムーズに対応出来るだけでもご家族様の介助負担は大きく違います。
毎回大変なエネルギーを必要とする方は本人様にとっても大きなストレスになっているようです。しかし本人様が嫌がるからといって大切な薬をとめる分けには行きません。
スムーズに服薬して頂くために、飲むタイミングや薬の形状など考えられる工夫を行いながら対応しています。しかしそれでもやむを得ない場合はスタッフの全面的な支援で服用して頂きます。
ご家庭と施設が支援の面で困難状況やその対応の仕方などについて情報の共有をはかり、利用者様には健康や命を守るために必要な行為については慣れて頂くことが大切です。
これまでも多くの方が錠剤の飲用が出来るようになったり、風邪などの一時的な服用にスムーズに対応できるようになっています。一人一人の利用者様はご自身の生活をよりよくする力を十分お持ちです。その力を引き出すのが私たちの役割です。