共に歩むこと
共に歩むこと
修業・入苑式は一年間の節目です。人は時々人生の節目を迎えます。
節目は成長を振返り明日からの生きる糧として必要なことだと思います。
なぜなら誰にとっても人生はたやすく簡単ではないからです。
多くの人が試練や課題に遭遇しています。生きるため、家族を養うため、自己の研鑽のため…そこには一人一人固有の理由と背景があります。
生きることは喜びでありますが時には辛く苦しい思いを噛みしめなければなりません。
生まれながらにして障碍と共に歩まれたご本人様ご家族様のこれまでの人生を想像することは出来ても変わることは出来ません。でも私たちには喜びや苦しみを共有したり寄り添うことは出来ます。分からないこと、出来ないこと、お役に立てないこともたくさんありますが、振風苑スタッフは利用者様を慈しみ大切に思う心を持っています。そして利用者様の人としての感性の素晴らしさ、他者を大切に思う心、愛と希望でその心が輝いていることを知っています。
振風苑は、これからも皆様の幸福を願い、喜びも困難なことも辛いことも分かちあってゆける学び舎です。またそうであることを願い平成28年度の歩みが始まりました。
体調不良で本日欠席されたOさんとIさんが元気に来週登園されることを願っております。又ご都合により本日出席することが出来なかったご家族様には来週トピックスで今日の様子をお伝えします。
いつも振風苑の活動にご理解とご協力を賜り心から感謝申し上げます。