仲良し過ぎてちょっと困ったこともあります。
2016.04.14
カテゴリ：ブログ
仲良し過ぎてちょっと困ったこともあります。
Ｆさんは、振風苑の皆さんが大好きです。男女問わず関わってほしくていろいろなアクションを起こします。ふざけあっているうちは双方が楽しくコミュニケーションをとっているので職員も暫く様子を見守ります。
でも度を越して相手が不快に思ってもそこは障碍のために加減を調節したり相手の様子に気づくことが難しいＦさんです。今日もＨさんに必要以上に絡んだため注意を受けました。
振風苑は利用者様の状態がどこからも把握できるような建物構造になっているので、発作や転倒などにも速やかに対応できるようになっています。
利用者様がよく過ごされる食堂や作業訓練室は常にスタッフがいますからイタズラも度が過ぎればたちどころに見つかってしまいます。
それでも未然に防ぐことはかなり難しいので友達に失礼があれば確認して、理由を説明して謝罪して頂くこともあります。
障碍の有無ということがあっても人を傷つけたり、度が過ぎれば「ごめんさい。」ということは人として大切なことだと考えます。
巷では慰謝料だとか弁償云々という話も耳にすることがありますが、振風苑のご家族様はどなたも他の利用者様にも寛容な心で接して下さいます。
同じ釜の飯を食べ、暑さ寒さも喜びも共有していることで人として大切なことを学んでいるゆかいななかまたちです。
