振風苑の担当は…
振風苑の担当は…
振風苑では担当制を導入してします。
生活支援員一人当たり3名~4名様ほど担当させて頂いています。
特別支援学校では学級ごとに担任の先生がおられて、さらに手厚いサポートが必要な時は複数の方が関わられているようです。つまり学級担任の先生は授業から給食時間の介助や排泄などの生活面全般において生徒さんの教育と支援に携わっておられます。
振風苑では担当制を導入していますが、学校時代の学級担任とは少し違います。生活支援員は担当させて頂く利用者様も受け持ちますが、他の分担する業務の役割も担っています。分担する業務とは利用者様が振風苑をご利用されるに当たり、必要と思われる業務全般のことです。例えばその中には「消防・避難訓練」「学習活動」「車両整備・保守点検」等があります。又一日の活動の中でもウォーキングの引率は担当者が行うとは限っていません。食事や排泄の支援も担当者以外の職員が随時関わる場面もたくさんあります。
利用者様と職員合わせて45名前後が一日の活動を展開して行きますので効果的又効率的に対応してゆくために現在のスタイルが出来ました。どのスタッフも自分の担当する利用者様以外の方についても支援上の必要なことを把握し、実践で対応できる支援力を身に着けることが出来ます。又利用者様にとっても特定の人へのこだわりを作ることなく他者とスムーズに関わることが出来ます。
ただしこの方法の長所を生かすためには職員間のチームワークが不可欠です。風船バレーボールでは一つの風船を落とさないために、掛け声やハンディの在る方への手助けや援助などを行いながら風船をパスして行きます。振風苑のチームワークもこれに似ています。一日の活動という風船を取りこぼさないように皆で協力して繋げて行きます。