先ほど研修が終わりました。
先ほど研修が終わりました。
HPの更新を楽しみにして下さったいる皆様、いつもご覧下さってありがとうございます。
今日は19時からK寺本堂で浄土真宗の教えの中の教学について研修会が行われました。シルクロードを経てインド、中国から日本に伝わった仏教から親鸞様によって浄土真宗という御教が開かれました。約2時間の講義は初心者同様の私にも分かりやすい言葉で行われました。
親鸞様がお開きになった浄土真宗の宗門は、誰もが豊かな暮らしの実現のためにあると資料に書かれていました。
豊かな暮らしとは~親鸞様の時代背景を考えると現代人の豊かな暮らしとはたぶんその意味するところは違うと思います。飢餓や過酷な自然の中で必然的に生まれた宗教だと思いました。都合の良いところだけ木に竹を接ぐように理解すると親鸞様の心とはかけ離れてしまうと思いました。
ただ「誰もが豊かな心を感じながら生きてゆける社会の実現」と少し観方を変えるとまさに障碍福祉の歩みと重なります。浄土真宗の御教えの中に社会福祉の思想は内包されているようにも思えました。
私に出来ることは合掌してお念仏を唱えることだけです。自力本願、他力本願ということにも触れていました。教義の奥深い学問の世界は私にはよく分かりませんが、毎日振風苑で皆様と過ごさせて頂いて私が確かに感じていることは、人間の中にある仏性です。心の棘も憎悪の負のエネルギーも取り去ってしまう心です。阿弥陀様からほど遠い私と違い皆様は既に阿弥陀様の隣に座ってらっしゃるのかも知れません。