いつしか…
いつしか…
振風苑の皆様は特別支援学校を卒業されて振風苑の通園を開始されています。
又在学中は現場実習として振風苑の活動を体験されました。
その頃よく耳にした言葉が「週末疲れ」という言葉です。
耳慣れていない頃は何だか新鮮に聞こえました。17歳、18歳で体力・気力ともに一週間フルに活動するには少しエネルギーが足りないことに気づきました。その頃はご家庭ではご家族様が滋養のある食事を作って下さったり、ゆっくり過ごして身体を休めるなどの配慮をされていました。
振風苑は開園当初からご家族様の介護負担の軽減と利用者様の生活リズムの定着のために日祝以外の活動日を設定しています。(土曜日だけは労務管理の関係で13時30分で活動は終了です。)
大半の方が今ではすっかりそのリズムを受け容れ、体力・気力ともにパワーアップされています。
継続して物事に取り組むことで様々な効果が期待できます。連続して登園することでステップアップの積み重ねが可能になります。
行進やリズム体操を嬉々として取り組まれる皆様の姿を拝見して、久しく聞くことのない「週末疲れ」の言葉を思い出しました。
休日のメンテナンスはもちろん必要ですが、「月曜病」(何となく気力が湧かず病気ではないのに身体がだるい。又生活のリズムが乱れて通常の落ち着きをなくす等)を避けるためには、休日と普段の生活リズム(起床、就寝時刻など)があまりかけ離れない方が良いようです。