暑中見舞の篆刻印は…
2016.07.22
カテゴリ:ブログ
暑中見舞の篆刻印は…
利用者様の苗字や名前の最初の発音を平仮名で表現した篆刻印は
スタッフの手作りです。勤務終了後、毎日コツコツと掘り進めていました。
私も調子に乗って「か」を掘ってみました。枠線は一部欠損するし、文字の一部も欠けてしまいました。器用なスタッフのAさんがボンドを使って修復してくれました。スタッフのYさんは集中して掘るタイプで一言もしゃべらず見事な「あ」を仕上げていました。
久しぶりに童心に戻って楽しい時間を過ごしました。自分が掘った「か」が利用者さんの仕上げた葉書の中に納まると思わず「あっ!」と声を上げてしまいました。この瞬間は五十路ではなく七歳くらいに戻っていたと思います。平仮名一文字掘ってこんなに嬉しい気持ちになるなんて自分でもびっくりしています。
ものづくりの楽しさは理屈抜きにこんな気持ちになれることだと思いました。