振風苑開設十二周年記念祝賀会
振風苑開設十二周年記念祝賀会
振風苑開設十二周年祝賀会を開催させて頂きました。
これまで大きな事故トラブルなく活動を続けて来られたのは、利用者様、ご家族様、特別支援学校の教職員様、地域の皆様など多くの方のおかげです。感謝の気持ちをお伝えしたくこの度祝賀会を開催させて頂きました。
たくさんの御祝辞を頂きました。又ご家族様お一人お一人からもたくさんの喜びとお祝いのお言葉を頂きました。その言葉に込められた思いがあまりに深く重くそして優しい愛情に包まれていて私はお返しする言葉もありません。この二日間御礼の手紙の文面を考えながらも何度も何度も書き直しています。皆様の思いの深さを思うと私の拙い言葉が滑り落ちるような気がして、今でも当日の事を思い返すと涙腺が緩みます。
それほどに皆様の利用者様へ、又振風苑に対しての思いが有り難く、自分自身の非力さを思いながら、これまでの事を振返っていました。
これまでも幾度となく皆様へ感謝の気持ちを様々な場面で述べてきました。その時々の精一杯の思いをお伝えしてきたつもりでした。
でも、今思えば本当に利用者様、ご家族様のお気持ちを分かっていたのか、皆様が今日までどれほど大変な思いをされてきたのか私は本当に受け止めていたのか。
ご家族様を代表されたＨさんの御祝辞は全ての御家族様の思い、願いをそのまま言葉にされていました。ＴさんのママさんがＨさんの御祝辞を「あれが私たちの思いの全てです。本当に胸に思っていることをそのまま代弁して下さいました。」と。又Ｔ先生は10年前のコンサートのお礼のメッセージを今日までずっとご自宅に飾って下さっていたと初めて知りました。Ｎさんの御祖父様が感極まったのは、先にお亡くなりになった娘様（Ｎさんのお母様）への思いと残されたお孫様の事を思えばこそと感じております。祝宴の最後の利用者様の恩徳讃の合唱はその純真無垢な心がそのまま表現されたような歌であり詩になったように思えました。
皆様の愛に包まれた思いや願いを頂いてようやく振風苑はスタート地点に立てたような気がします。これからも職員一同力を合わせ、利用者様とスタッフが一体となって成長を目指して参ります。
どうぞ今後もご指導、ご鞭撻を賜りますよう心からお願い申し上げます。
