元気で明るい愉快な仲間たちが、日々の活動を展開しています。笑いあり・珍騒動あり・パワーあふれる振風苑です。 是非一度遊びに来てください。 見学随時OKです。

障害者支援施設 振風苑

文化祭その2

文化祭その2

 今朝から会場はたくさんの人で賑わっています。好天に恵まれたのも良かったです。展示会場となった金田体育館では町内の福祉施設の他、保育園から小学校、中学校の児童生徒さんの作品や生涯学習の一環で取り組まれている作品の数々も展示されています。別館ではお茶会が催され、体育館前の広場では模擬店による飲食物の販売やリサイクル商品などの販売が行われています。

 振風苑の展示場所は、体育館向かって入口すぐの左側のパネル1列(両面で16面)の作品と入口横にあるスペース(毎年大作を展示しているスペースです。)です。
 今年初の試みとして大作スペースに設置した「炭鉱の歴史~山本作兵衛さんの世界~」の制作中の動画と運動会行事の動画を見れるように特設しました。

 午前中会場にいましたがその時の様子を少しご紹介します。
まず体育に入ると上記の山本作兵衛さんの原画を立体的に表現した作品が視界に入ります。ご高齢の方の多くが足を留めて暫く作品とその当時の様子の写真をご覧になっていました。中には腰をかがめ細部まで食い入るようにご覧になっていた方や「私の父や母の時代です。私は子どもの頃ボタ山でボタ拾いをしていました。」などと話しかけて下さった方もおられます。ご高齢の地域の役員をされている方は、「良い活動をされていますね。利用者様は素晴らしい作品を作られますね。」とコメントをされていました。
 小学生5~6人が動画で作品を作るゆかいななかまたちを真剣な眼差しで見ながら「障碍者の人が頑張って作っているんやね。すごいね」と感想を述べてくれました。「障碍って何?」「「生まれたときから病気とかで大変な(思いをしている)人たちたい。」これは動画を見ていた小学生同士の会話です。地域社会ではいろいろな人が助け合って生きていると、子どもたちに胸を張って言える社会を創るのが大人の役目だと思いました。
 保育園児の視点は又ユニークで大作「鯉」の大きさに「あれはサメなの?」という質問も飛び出しました。サメではなく鯉だと伝えましたが果たして伝えれたかどうか…確かに大きな鯉ですが実はうろこの一枚一枚が利用者様による手書きで作成されていて、原紙の型紙に添って貼り付ける鱗が別に作られた手間のかかった作品なのです。文化祭が終了してもこの鯉、今度は暫く振風苑の天井を泳いで頂く予定です。

powered by QHM 6.0.9 haik
based on PukiWiki 1.4.7 License is GPL. QHM

最新の更新 RSS  Valid XHTML 1.0 Transitional