月曜日
月曜日
本日はYさんの検査結果の出る日でした。Yさんは数週間前から尿に血液が混じるため泌尿器科等の受診をされていました。日中は特にお変わりなく元気に過ごされています。ママさんが病院に行かれ細胞検査の結果を連絡して下さいました。特に異常がないとの事で安堵しました。ご家族様は今日の検査結果が分かるまで気が気でなかったと思います。
原因がまだはっきり分かりませんのでこれからMRIなどの検査がありますが、症状が一過性のもので大した事なく済むことを心より願っています。
Tさんは情緒のバイオリズムの関係で少し緊張されています。周期的に迎える変化なのでそのような場合は、私たちは事故や怪我がないよう、食事や水分がしっかり摂れて、ご本人様にストレスや負担が少しでも軽減されるようウォーキングやその他参加される活動の内容を見直しています。
不安的な時はどうしてもご自身を傷つけてしまう自傷行為が増えてしまうので、そのための対応も行います。そんなスタッフとTさんの様子を見ていた周囲の友だちは一緒に心配して下さったり、Tさんの手を握ってくれたりします。さりげない優しさや思いやりがTさんの心にも届いていることを感じます。
新人スタッフが様々な活動の場面で悩んでいるところを見ると、先輩スタッフはその背景や利用者様の行動の特徴などを伝えながらアドバイスをしています。自分たちも最初から何でもうまく出来た分けではない。たくさんの経験の中から利用者様に教えて頂いたことの積重ねが今の自分だと
励ましながらその成長を見守っています。
人は努力する人を見ると応援したくなるものです。ご家族様からもご自身の子どもさんと同じ歳くらいの職員には心折れずに頑張ってほしいとエールを頂いています。利用者様もスタッフも日々学び成長するところに生きがいや喜びが生れます。振風苑は安心してたくさんの失敗経験の積重ねが出来るところです。そうしていつしか失敗経験は成功体験に生れ変ります。