献立
献立
給食の献立で気を付けていることがいくつかあります。
皆さんの大好きなメニューを取り入れる事はもちろんですが、健康を維持するために様々な食材をバランスよく取り入れることを心がけています。
特に野菜は季節のものを中心に緑黄色、淡色野菜など分量も豊富に使用しています。又お肉大好きな方が多いのですが、魚を使ったメニューも最低2回/週は取り入れています。魚のEPAやたんぱく質は身体にもやさしく血液サラサラにも役立つからです。
揚げ物等は調理法で工夫して、唐揚げなどは油を使用せずオーブンで揚げ物のように仕上げています。(優秀な調理員さんがとても頑張って下さっています。)
振風苑の畑で収穫された無農薬野菜も取り入れて、食物繊維もたっぷり摂取できるように工夫されています。
通所施設なので食事の提供は1回ですが、ゆかいななかまたちは好き嫌いなくしっかり完食されています。又食事中のマナーも学んでいます。
エコ農業を実践されている方から、以前「食」に関するアドバイスを頂きました。それは工場から出てきたものを出来るだけ食べないようにというアドバイスでした。人工的に作られたものという意味のようです。自然界にある食材は下ごしらえなどで手間暇が必要になります。この時代で効率よく食事の支度を整えるためには、全て手作りというのは難しいかも知れません。私も時間のない時はちょいちょい簡易なもので済ませたり、外食屋さんに飛び込むことがあります。ただ体調の良い時や時間を少し工夫して出来るだけ手作りのものを造るようにしています。蒸した野菜を手作りのドレッシングやタレと一緒に食するだけでも、美味しかったり身体の調子が良くなるような気がします。弱火でゆっくり食材のエキスを煮だしたスープは胃腸の具合が良くない時も身体に無理なく栄養を補給できます。辰巳芳子さんの「命のスープ」は座右の銘になりました。
健康の大切さを日々皆様に教えて頂いています。