昼間はポカポカ
昼間はポカポカ
晩白柚の収穫をしました。大きいものはバスケットボールほどもあります。暫く林檎と一緒に冷暗所で保存すると甘味がぐーんと増します。
晩白柚は果肉を覆う白くてスポンジのような部分が厚くて、これを砂糖漬けにするととても美味です。果肉よりこちらが楽しみという方が結構おられるようです。
私は5月頃白くて可憐な花をつける頃の匂いが大好きです。振風苑一帯を包み込むほどの良い香り(ネロリの香に似ています。)が昼夜問わず一週間ほど続きます。うっとりする心地がします。
収穫した晩白柚は食べごろになったら給食のデザートやおやつタイムで登場します。今から楽しみです。)^o^(
収穫を終えた皆さんは、嚥下体操や隙間時間を利用した身の回りのものの当てっこクイズなどをしました。
毎月16日に行われるお参りでは、両手を合わせて御念仏を唱えながら合掌します。そして一人一人の命(生きていること)が尊いという事に思いを込める時間でもあります。社会は豊かになって人間は進化している?かも知れませんが、毎日のニュースでは信じられないようなこと、耳を疑うような事が報道されています。命を大切にする事は自分だけが良ければという利己的な事ではなく、他者も大切にして人間として誰もが尊重される社会だと思います。かつて人類は「排除」した歴史の反省にたち互いに共存することを学びました。それなのに戦争、テロ、殺戮…と未だ根絶する事が出来ない。私たちは同じ過ちを繰り返してしまうのでしょうか。
胸が痛みます。誰もがその人らしく生き生きと暮らす事のできる社会の実現は私たち一人一人の問題(課題)だと思います。