3月15日
3月15日
この日は昔から糸田町で田植祭の行事が行われています。
以下その説明です。
~1731(享保16)年の金田手永神社帳によると、正月15日の式次第が、「耕作の仕方、苗代表返、荒抓、田植の儀式を仕り、苗に石菖を植え、この石菖の葉にて米青くして村中に分ける」とあり、この頃から、奉祭は現在の形に近くなったと推察されている。御田植祭の歴史は数百年とされるが、田植舞の方はもともと早良郡脇山村(現在の福岡市早良区)にあった田植舞を、昭和3年に糸田小学校の生徒が体育の教材として習ったもので、翌4年の御田植祭で女子生徒によって奉納され、以後毎年恒例行事となった。~(「福岡民族芸能ライブラリー」より抜粋)
筑豊では結構有名な行事です。五穀豊穣と無病息災への願いがこの行事の目的だそうです。何故かこの日はほぼ毎年気温が下がって冷え込むことが多く、この田植祭を境に本格的に春めいて来ます。節分を節目に立春となりますが、本当に春が来たな~と感じるのはやはりこの時期です。菜の花が咲き初め、桜の木肌がほんのり桜色をまとっているような変化を感じると、身体も心も冬の緊張がほどけるような心地です。
振風苑の作業訓練室(ゆかいななかまたちが創作や学習活動などメインで使用する部屋です。)は一足先に桜の花が咲きました。桜の花に特別な思いを感じる方は多いのではないでしょうか。
卒業式、社会参加、新しい制服、新品のノートや鞄、新しい生活に向かってチャレンジする季節です。只今、利用者様もスタッフも新年度の準備を進めているところです。!(^^)!