元気で明るい愉快な仲間たちが、日々の活動を展開しています。笑いあり・珍騒動あり・パワーあふれる振風苑です。 是非一度遊びに来てください。 見学随時OKです。

障害者支援施設 振風苑

最近読んだ本の中から

最近読んだ本の中から

 今日は初夏の陽気でしたが明日は一変して雨天になるそうです。
明日の予定は直方イオンに買い物訓練のため出かけます。午後になるほど空模様が心配されるので、午前中のうちにイオンに行く予定です。

 「科学の原理と人間の原理」(高木仁三郎著)は東大で核科学を専攻して原子力関係の仕事に従事した著者が、放射能や原発について大変分かりやすい表現で執筆しています。
 文章の中で「自分は放射能を作る側に回ってやってきた人間ですから…自分の気持ちの中で。何とかこれを止めること。…しかし乱暴なこの計画を止めることを自分の人生の後始末にしませんと、自分が核科学という学問を選んだことについて自分で責任を取りきれていないと思わざるを得ない。それくらいに消せない火であることから生ずる矛盾が解決できないのです。」と書かれています。
 サブタイトルは「人間が天の火を盗んだーその火の近くに生命はない」

 世界の中で多くの国が核を保有しています。人も動物も植物も空気も水も殺してしまう殺戮兵器です。その開発に向けるエネルギーをどうして平和維持、人々の幸福のために使う事が出来ないのでしょうか。人間は歴史の中で戦争がもたらしたものについて何度も学習しているのに。時代は又また逆行しています。戦争は弱者から切り捨ててゆきます。アメリカは今軍需産業が好景気だそうです。日本もかって敗戦から立ち直るきっかけは、お隣の国の戦争による軍需産業でした。おかしな話です。高木さんの著書を読んで大切な家族・大切な人たちを守るために、小さな私でも出来ることをもっと見つめて、一歩踏み出す事の大切さを思いました。

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