元気で明るい愉快な仲間たちが、日々の活動を展開しています。笑いあり・珍騒動あり・パワーあふれる振風苑です。 是非一度遊びに来てください。 見学随時OKです。

障害者支援施設 振風苑

食事

食事

 土井善晴さんの著書「一汁一菜でよいという提案」では「食事」とは、材料の用意に始まり、下ごしらえ、調理、配膳、後片付までの一連のことが食事であると書かれています。「食べる」行為は食事という営みの中の一部で、食事という毎日の営みに人間の根源的な生きる力を養う働きがあると書かれています。そして家族のために作る家庭料理のこと、心を育てること、日本人の美意識などについて書かれています。単なる料理のレシピ本ではありません。辰巳芳子先生の著書に深い感銘を受けた時と同じような気持ちになりました。
 毎日給食で頂いているご飯やおかずの事、畑ですくすくと育っている野菜のこと、そして元気な笑顔を見せて下さる皆さんの事などを思い浮かべながら、この本を読みました。
 読み終えると、ぎすぎすした心の棘が取れてやさしい気持ちになれたような気がします。そして日本の国に生まれたこと、この国の気候や風土に育まれた食材の素晴らしさに改めて感謝したい気持ちになりました。

powered by QHM 6.0.9 haik
based on PukiWiki 1.4.7 License is GPL. QHM

最新の更新 RSS  Valid XHTML 1.0 Transitional