元気で明るい愉快な仲間たちが、日々の活動を展開しています。笑いあり・珍騒動あり・パワーあふれる振風苑です。 是非一度遊びに来てください。 見学随時OKです。

障害者支援施設 振風苑

朝どり野菜

朝どり野菜

猛暑続きの毎日ですが、早朝4時を過ぎて5時~6時頃は涼しくて気持ちよく過ごせます。少し前までは夜中も早朝も暑くて、とても寝苦しい日が続いていましたが、ここ数日は清々しい朝を迎える事が出来ました。
 それでも日中の日差しは暑いだけでなく皮膚がピリピリする感じさえします。
 今週は、ウォーキングを見合わせて、農作物の袋詰めを行ったり夏祭りの準備の最終段階に取り組んでいます。

 特に体力のない方や、籠もり熱の影響で発作が出やすい方などは別室(涼しい部屋)サポートしています。

 Mさんは10年ほど前振風苑に来られた当初は、広告紙を見つけては、広い作業訓練室をあっという間に足の踏み場もないような状況にしていました。
 走行中のドライバーの後ろに近づいて首に腕を回しことも度々あり、当時は大変な状況が続いていました。又夏になると必ず蚊が刺した後を掻き毟り、しまいに皮膚が化膿して傷が直径5センチ以上になる事もしばしばでした。
 そんなMさんが、今では清掃活動は率先して行い、ウォーキング後は使用した麦茶容器や保冷バッグをちゃっちゃっと片づけています。
 日常の行動は熟知していて行動を促される事はほとんどありません。
先日などは登苑後、連絡帳を所定の位置に自分で入れると、連絡袋を私のところに持ってきました。褒められたり、「ありがとう。」と感謝されることがぐんと増えました。
 そんなMさんのママさんが「息子は皆さんに迷惑をかけて、よく叱られているのではないですか?」と質問がありました。私は驚きましたが、Mさんがどんなに振風苑で生き生き過ごされていて、友達やスタッフとたくさんのコミュニケーションが図れているのかという事を伝えました。Mさんのちょっとはにかんだような笑顔は振風苑だけでなくご家庭でも増えたそうです。
 利用者様の振風苑での様子は、連絡帳、トピックスとして毎週配布している写真プリント、HP、ミニレターや電話等でお伝えしています。これからも工夫を重ねながら利用者様の様子をご家族様にお伝えします。

 

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