修業・入苑式を終えて…
修業・入苑式を終えて…
昨年までは管理者が修業証書を手渡していましたが、今年は一年間担当した職員が思いを込めて証書を手渡しました。
たくさんの方の前で思いを言葉に変えて簡潔に表現するのは思いのほか難しいことです。
今まで気づかなかったことが見えてくる思いでした。
利用者様の表情はいつも素敵です。練習を重ねる時から式典の目的をちゃんと分かっていらっしゃる。どなたも修業証書に託された思いを感じ取っていらっしゃることを感じました。
オープニングの映像はスタッフIさんが作成しました。Iさんの人柄がそのまま画像の雰囲気になっていたように思います。一年間の歩みをわずか5分足らずで編集することは大変な事です。ビデオや写真の向こうにある、利用者様の生きがいや喜びなどがちゃんと伝わる内容でした。
式典の会場となった作業訓練室を中心に、館内いっぱいの掲示物はほとんど創作活動で利用者様が手がけた作品たちです。式典は一日のことですが、日頃のゆかいななかまたちの活動を静かに伝えてくれるのが、これらの作品たちです。モノを言わぬ絵画や貼り絵などの作品から多くの心を感じ取ることが出来ます。
日々の活動こそが全ての基本になっています。笑顔で接すること、丁寧に向き合うこと、心を込めて関わること…大切な事はすべて日常の時間の中に生まれています。式典などを通じて日常の見直し、反省、次のステップに向かう課題などが明確になりました。これからの支援に役立てます。
初めての試みにチャレンジした今回の修業・入苑式は予定時間を超えて長丁場になりました。利用者様の集中できる時間を考えるとハラハラしましたが、どなたもその方らしくちゃんと式典の間参加して下さいました。
出席して下さったご家族様、天候の悪い中貴重な時間を割いて下さってありがとうございます。又勤務の都合などでご出席が出来なかったご家族様にも、日頃のご協力に心から感謝申し上げます。
これからもスタッフ一同チームワークをモットーに皆様と関わらせて頂きます。
準備に携わったスタッフの皆さん、無事に終わって何よりほっとしていることだと思います。利用者様もスタッフもご家族様もみんなみんな大切なお宝さんですね。)^o^(