変化
変化
個人的な事で恐縮ですが、この春私にとっては大きな環境の変化がありました。
私の所属する浄土真宗本願寺派の北豊教区田川中組(そ)の寺族婦人会の役員に就任しました。就任といっても年齢順で当番の役が巡ってきた分けです。
できるだけ組織の方や関係する皆様がたに迷惑をかけたくないのですが、今はあっぷあっぷしています。
寺院の組織に属しているのは振風苑開設よりずっと前からの事ですが、今日まで、勤務・子育て・家族介護などで一日一日、目の前の仕事に向き合うだけで精いっぱいの日々を過ごしてきました。
浄土真宗本願寺派は全国、いえ世界的な宗教活動を展開していますから毎年様々な活動を行っているわけです。
それらの活動や取り組みにこれまで忙しさからあまり関わることがないまま人生2/3(平均年齢を参考にすると)が終わってしまいました。
私が行うべき事はこれまで他のかたが肩代わりをして担って下さっていました。
このままではいけないという思いと、責任が到来する事に不安と回避したいという思いがいつも交差していました。
しかし、それもこの3月までの事。4月から否応なく一変した分けです。
初めは仕方ない気持ちからのスタートでしたが、先輩がたや関係機関の方に導かれながら少しずつ心が解けてきました。「知らない」「分からない」といった事が、いつしか心に垣根を作っていたのかも知れません。
鎮西別院の本堂でお念佛をご唱和させて頂き、ご法話を聴聞させて頂くうちに阿弥陀様や親鸞様が今日私をこの地に導いて下さったような気持ちになりました。
命あるかぎり、阿弥陀様の御心にかなう生き方を求める日々でありたいと思いました。
私が、この時代・この世界に生まれてきた理由をいつか見い出す事が出来るなら尚嬉しく思います。