言葉がありません。
2018.07.09
カテゴリ：ブログ
言葉がありません。
「１３府県で９６人が死亡、行方不明や連絡が取れない人は８２人…」
ニュースで今回の豪雨の被害が明らかになるにつれて胸がつぶれるような気持ちになります。被災された方々、お亡くなりになった方…もしも我が身に降りかかっていたならばと考えずにはいられません。
「昨日まで生きていたのに…」ご家族様の悲痛な声が思いが聞こえてくるようです。
「未曽有の」「数十年に一度の」「稀にみる」こんな言葉で表される自然災害がここ数年毎年のことのように常態化しています。
その背景には、人間がこれまで破壊してきた自然や有害物の排出や垂れ流しなどの環境問題と、核実験などを繰り返してきた事が地球規模の異変に影響していると思っています。
地球も星としての生命体の一つです。あれこれ人工的にいじられれば本来の健康を損なうこともあるでしょう。
人間が戦争に使うエネルギーを自然を生かす事や、医学や科学の進歩に使えば、本当の意味で「共生」「共存」が可能になって多くの恵みが遍く行き渡るのではと思います。
万が一に備え振風苑では毎月 避難訓練や救命訓練などを行っています。訓練を行うことは命の大切さを私たちの心に刻み込むことにも繫がります。
かけがえのない大切な命、その命は自分だけのものではありません。
誰かがお亡くなりになれば残された方の悲しみははかり知れないものです。今、生きている私たちは、太古の昔からの命の連鎖が繋がってきた証しに他なりません。奇跡と思われるほどの不思議の世界で生れ繋がってきた命です。与えられ生かされている命の所以です。
