過去の記憶
2018.08.18
カテゴリ:ブログ
過去の記憶
重症の認知症の方が、社交ダンスで認知症が改善されたテレビ番組を見たことがあります。
きっかけは何気ない事でしたが、ダンスのメロディーにお母様が反応したところを息子さんは見逃さなかったようです。
無表情・無気力・コミュニケーションをはかる事もほぼ不可能だったお母様がダンス教室に通ううちに変化が起きました。
最初の数回はただ連れられて座っているだけでしたが、そのうちにリズムをとったり、視線が動くようになり、いつしか表情にも変化が表れて遂には言葉も話すようになりました。(大体こんな内容でした。)
後に分かったことは、お母様にとって社交ダンスは青春時代のときめきを味わった大切な思い出だったようです。
喜びの体験とその時に味わった感情は記憶の奥深くにしまわれていても、何かをきっかけに思い出されたとき、その人の表情を輝かせます。
最長老さまの自信に満ちた笑顔を拝見してこの事を思い出しました。
~老いてもなお青春~素的ですね!(^^)!