元気で明るい愉快な仲間たちが、日々の活動を展開しています。笑いあり・珍騒動あり・パワーあふれる振風苑です。 是非一度遊びに来てください。 見学随時OKです。

障害者支援施設 振風苑

K先生

K先生

 昨日の事です。後期実習の打ち合わせに来られた北九州市の特別支援学校のK先生と何気ない話から被災地のボランティア活動の事になりました。

 先生はこれまでも東北、熊本、最近は門司の被災された地域に出向いて、土砂運びなどのボランティア活動をされているそうです。
さらりと笑顔で「僕の場合は趣味です。」とおっしゃっていましたが、被災された方の精神的負担にならないようにお気遣いされているところからの言葉だと思いました。

 被災地(東北)に教え子の方がおられ、その方を心配して駆け付けた事が救援ボランティアを始めるきっかけになったとおっしゃっていました。
教え子様は御自身が被災されていながら救援ボランティアをされていたそうです。
 以来、地震・台風・豪雨などで被災された地域の事を知ると心穏やかではいられない…テレビやニュースで取り上げられなかった地域は、深刻な状況があっても世間に周知されていないために、ボランティアの数も足りずに救援体制が遅れている事など話して下さいました。

 映像で大変さは伝わるけれど、人力でないと支援が出来ない部分や、高温多湿、加えて停電、水不足などから生じる衛生上の大変さや困難な状況は言葉にする事もままならない様で、想像と現地で体験する事の違いをしみじみ語って下さいました。
 これまで、実習の事や卒業生様の話題が中心だったので、K先生の一面を知って頭が下がりました。K先生は「無理をせず自分に出来る事で関われば良いのだと思います。」と優しい目をして言葉をかけて下さいました。
 
 今日も懸命に捜索されている様子がニュースで報道されています。
生かされている事への感謝と被災された方々への思いが交錯して何とも胸が痛む思いです。

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