絆
2019.02.01
カテゴリ：ブログ
絆
振風苑スタッフはみんな働き者です。そして気持ちの良い方ばかりです。
出逢う前はそれぞれの人生を歩んでいます。福祉とは無縁の仕事をされていた方もいます。
出逢いの不思議さを思わずにはいられません。
振風苑という学び舎で共に過ごすようになって、福祉の世界の素晴らしさと利用者様のエンパワメントに魅了されたなかまたちです。
なかまたちにはそれぞれのご家族様がおられます。ご家族様を支えながら、日中は振風苑の利用者様を献身的にサポートしています。
その中で生れたスタッフ同士の絆も深く厚い信頼で結ばれています。
数日前、ウォーキング中に利用者様のYさんが転倒しました。サポートしていたのはスタッフのIさんです。
Iさんは、自分の責任で転倒させてしまったと報告しました。
状況の説明から転倒といってもIさんが脇のところに支えていたので、バランスを崩した時に片膝だけが地面について10円玉ほどの擦過傷が出来た事は推察出来ました。でもIさんは一切自分を弁解せずに自らの支援が足りなかったと報告しています。
その事を知ったOさんがすぐに「IさんはしっかりYさんを支えていました。もしもIさんが支えていなければYさんは大きな怪我をしていたかも知れません。」と伝えにきてくれました。
IさんとOさんは、普段はお互いに言いたいことを言い合いながら勤務しています。肝心な時にさっと仲間を救う事ができるOさんは素敵です。
IさんとOさんだけでなく、主任さん副主任さんを始め振風苑のスタッフは皆温かくて誠実な人ばかりです。私はこんな職員集団の一人でいられる事に感謝の気持ちでいっぱいです。そしてこの集団を誇りに思います。
これからも利用者様の幸福のためにチームワークで取り組みます。
