昨日に続き…
昨日に続き…
パラリンピックの水泳選手で成田真由美さんがテレビに出演されていました。水泳の練習のためスイミング施設を随分探されたそうです。利7か所目(間違っていたらすみません。)で現在の施設と出会ったそうです。
利用されているスイミング施設の玄関には、少しの段差があります。
成田さんは、その段差を車いすのまま自力で通過して建物内に入ります。
長い間利用されているそうですが、段差はそのままでスロープなどが取り付けられることなく使用されています。
その段差について成田さんは、「(段差解消に)スロープをつけるのも良いけれど、自分でできる事を尊重してもらっている。本当の心のバリアフリーってそういうものだと思います。」と言う内容のことを話されていました。
衝撃を受けたような気持ちになりました。
一人よがりで自己満足している自分に一石投じて下さったような言葉でした。私は「擁護」「尊重」「思いやる」「大切にする」…数々の言葉を日常の中で使っています。でも、その言葉の奥深い意味を果たしてどれくらい知っているのだろう?言葉の示す意味をどれほど実現できているのだろう?
家事の合間にたまたま聞こえてきた成田さんの言葉との出会いで、大切なことに気づかせていただきました。