元気で明るい愉快な仲間たちが、日々の活動を展開しています。笑いあり・珍騒動あり・パワーあふれる振風苑です。 是非一度遊びに来てください。 見学随時OKです。

障害者支援施設 振風苑

青色青光、黄色黄光…

青色青光、黄色黄光…

2021年の締めくくりの行事として餅つき大会を開催する事が出来ました。
 利用者様は、小雪の舞う日も炎天下の中も、たゆまずウォーキングに取り組みました。創作活動でも、力を併せて数々の協同作品を完成させました。救命訓練や避難訓練などを行いながら、命を守ることの大切さを学びました。
 スタッフは、日々の支援で虐待防止に努めながら、強度行動障害への理解を深めるための研修にも取り組みました。
 2021年は緊急事態宣言の発令、近隣の感染情報、新たな感染脅威と心配した事も多くありましたが、貴重な経験も出来ました。

 振風苑の特徴は、利用者様それぞれの成長が、振風苑全体の雰囲気をつくり様々な色を醸し出している事です。又、集団(組織)が利用者様一人一人の成長に関与して、利用者様の本来備わっている力を引き出しています。
 一人一人の個性を認めあい、本来の能力を発揮できるための土壌が集団の力だと考えます。
 心地よい世界、互いに成長し合える世界、コミュニエーションによって喜びや嬉しさを共有できる世界そんな世界が世の中にたくさん生まれることを願っています。

 「青色青光 黄色黄光 赤色赤光 白色白光…」阿弥陀経の中の言葉です。青い花には青い光があり、黄色い花には黄色の光があり…極楽浄土は色とりどりの花が咲き乱れいずれも気高い香りを放っている。全体を一色に染め上げるのではなく、それぞれが主体性や個性を持ち全体が調和されている世界。個性美に輝きながら平等に救われる境地。
(辻本敬順著:「阿弥陀経のことばたち」より)

 

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